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COUNTDOWN JAPAN 13/14 公式サイト
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暗転したステージにMASAYA(G・Cho)、HIROMITSU(B・Irish Bouzouki・Vo・Cho)、SUZUYO(A.Sax・Harmonica・Bodhran)、TOMO(Accordion・Key・Vo・Cho)、KOYA OGATA(Whistles・Trumpet)、MOCCHI(Dr)がスタンバイ。大歓声の中、粋なスーツ&ハットという戦闘服に身を包んだKATSUO(Vo)が登場するやいなや、1曲目“1999”からCOSMO STAGEに爆風のように吹き荒れる轟音アイリッシュ・パンク! 稀代のパディ・ビート7人衆=THE CHERRY COKE$、『COUNTDOWN JAPAN』に初降臨! さらに6月にリリースした最新アルバム『COLOURS』のオープニング・ナンバー“DRUNKEN PIRATES~終りなき夜の果て~”で、満場のフロアはすっかり熱気あふれる狂騒天国と化している。
「旨い酒飲んでるか幕張! 絶景です絶景! 初めて観た人もね、せっかくだから楽しんでいってください!」と満足げに呼びかけるKATSUO。割れんばかりのクラップで応えるオーディエンスに、「ここ幕張に集まったお前らのハートビートが、THE CHERRY COKE$の音楽になるんだ! お前らの音楽を聴かせてくれ!」と高らかに絶叫すると、会場の祝祭感はさらに天井知らずに沸き返っていく。
“(Irish)Polka”の超陽性サウンドと荒馬ビートが暴れ回り、そこから休む間もなく“KISS IN THE GREEN ~Drunken lovers nite~”へ流れ込み、COSMO STAGE丸ごとでっかく揺さぶってみせる。HIROMITSUの熾烈なベース・プレイとアコーディオン/サックス/ティン・ホイッスルの極彩色サウンドの絡み合いがスリリングな高揚感を描き出したのは、『COLOURS』からもう1曲“SLY HIGH”。タフでエネルギッシュなアンサンブルが、幕張メッセの空気を震わせながら、熱く強く広がっていく。
「楽しいなあ!」と、汗と熱気まみれのオーディエンスを見回して再びKATSUOが語りかける。「俺たち来年15周年なんだけど、地道に都内のちっちゃいライブハウスでやってるんで。もし機会があったら飲みに来てください! まだまだ続くんだろ? ケガだけはしないように! 旨い酒飲んで帰ってくれ! ラスト、お前らへの応援歌だ!」という叫びとともに撃ち放った最後の曲は、金色のパンク・アンセム“MY STORY~まだ見ぬ明日へ~”! CDJに新たな歓喜の1ページがでっかく刻まれた瞬間だった。(高橋智樹)





この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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公式スマートフォンアプリ登場 COUNTDOWN JAPAN 13/14

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