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昨年に続いて、LAST ALLIANCEが今年もMOON STAGEに登場! 「今日は思いっきり楽しもうぜ!」とANZAI(Vo&G)が呼びかけて、バンドの名を冠したオープニング・ナンバーから意気軒昂にスパート。間髪置かず“WEDGE”の高速2ビートを打ち込み、フロアの温度を一気に急上昇させる。ANZAIとMATSUMURA(Vo&B)は勇ましくも高らかなハーモニーを響かせ、SANO(G&Cho)はステージ最前列で腕を掲げて「ジャンプ! ジャンプ!」と執拗に客席を煽ってみせる――。そんなフルスロットルの熱演で、MOON STAGEは序盤から汗ばむような熱気で溢れ返ることとなった。

「今年もここに立たせてもらってうれしいです。大晦日にこんなたくさんの仲間と一緒にドンチャン騒ぎして過ごせるのをありがたく思います!」(ANZAI)とブレイクでは丁寧に感謝を告げる一方、「2013年最後の日ですけど、365日を振り返るのはやめましょう。今日、この瞬間、今を楽しみましょう! 俺たちは止まることはできないんで、死ぬまで走り続けますか!?」と決意表明のように“疾走”を轟かせて後半戦に突入。今年発表した8枚目のアルバム『Seventh Sense』から“a burning bullet”も披露され、激しくも卓越したアンサンブルで無上の熱狂空間を生み出していった。そして「最後まで楽しんでいってください! LAST ALLIANCE、最後の曲です――」(ANZAI)と、ラストは“HEKIREKI”で一直線に沸点へ! 「よいお年を! また会いましょう」とメンバーが去ったあとも、しばらくは濃密な熱気が場内を満たしていた。(奥村明裕)




この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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