「LIVE SPARKS!」では、今注目すべき新進気鋭のアーティストのライブレポートをお届けします!安納想(Vo・G)とトヨシ(G・Dr・Cho)によるエルスウェア紀行。「令和のニューミュージック」を標榜しながら、ロック・フォーク・プログレなど自由なサウンドを行き来するこのバンドの名前には、「どこでもない場所を旅する記録」という意味が込められている。2月7日、ふたりが昨年11月から続けてきた全国ツアー「エルスウェア紀行 tour "strange town" 2025-2026」が、日本橋三井ホールにて終幕した。
総じて思うのは、今回のライブ全体が、最小編成と最大編成、つまり、極と極の狭間の「あわい」を、音楽を介して巡る旅のような時間だった、ということ。言葉だけでは説明できないこと。白黒はっきりできないこと。そういったグラデーションを、音楽は雄弁に表現することができる。そうした原初的な気づきをもたらしてくれるライブだった。なお、安納は、MCで「ささやかな好き」「カテゴライズできない好き」「ひと言では言い切れないような夢」を持っていてもいいと語っていた。そうした彼女の思いも、今回のライブの構成と分かちがたく結びついていたように思う。
strange town tour 2025-2026 final
2026.02.07 日本橋三井ホール
●セットリスト
01. 温度と一部
02. さよならに
03. キリミ
04. ひかりの国
05. ムーンドライバー
06. 少し泣く
07. 鬱夢くたしかな食感
08. 素直
09. 無添加
10. マイスレンジタウン
11. 天国暮らし
12. ひかりの位相
13. 問題のない朝
14. 天才は今度
15. あなたを踊らせたい
16. ロマンチックサーモス
17. まなざしはブルー
18. 冷凍ビジョン
19. とわの祭り
20. 温度と一部
Encore
21. ベッドサイドリップ
22. のびやかに地獄へ
●リリース情報
Major 1st Digital Single『のびやかに地獄へ』配信中
●ライブ情報
エルスウェア紀行 単独公演 「夢幻飛行2026」at EX TEATER ROPPONGI
2026年9月13日(日)
開場17:00 開演18:00
※オフィシャル先行時より有効
提供:TOY'S FACTORY
企画・制作:ROCKIN'ON JAPAN編集部