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今年2月17日には日本武道館ワンマン、5月1日にはベスト・アルバム(『21st CENTURY ROCK BAND』)をリリース、そして5月8日からは計52公演におよぶ全国ツアー(「21st CENTURY ROCK BAND TOUR」)を敢行と、メジャー・デビュー10周年を全力で駆け抜けたストレイテナーが、万雷の拍手のなかGALAXY STAGEに登場。シンペイがドラムセットに立ち上がってフロアを煽り、冒頭“VANISH”から4人はフルスロットルで突き進んでいく。曲中では唐突にthe telephones・ノブが乱入し、猛烈な勢い。続いての“DISCOGRAPHY”で狂騒の度合いはさらに高まっていく。ひなっち&シンペイによる最強のリズム隊が印象的だった序盤に続いて、“クラッシュ”ではホリエの伸びやかなヴォーカルと大山のギターワークが観る者を魅了。「今年はたくさんの場所でライヴをやってきました。どのステージでも、繰り返すことのない最高の瞬間を作ってきました。今日もこのGALAXY STAGEで、新しい最高の瞬間を作りましょう! みんなの想いを重ねてください!」(ホリエ)といったMCからも、バンドの自信と自負がひしひしと感じられた。積み重ねた10年は伊達じゃないのだ。

中盤はホリエがキーボードを奏でて、“シンクロ”、“SAD AND BEAUTIFUL WORLD”などロマンチシズム溢れるメロディと共に、破格のアンサンブルを響かせる。「10年やっても全国回っても、今日がはじめましての人がいるだろうから言っておきます――俺たちが21世紀のロック・バンド、ストレイテナーだ!」とシンペイが高らかに宣言し、「フェスでスカパラと一緒になると、なぜか時間が被るっていう(笑)。今日は谷中さんのMCをマネして火を点けたいと思います……闘うように楽しんでくれ! 誇りを持って踊ってくれよ!!」とホリエが叫び、“From Noon Till Dawn”からはクライマックスに向かって更に加速。フロア一面を歓喜のコブシで埋め尽くし、「また元気で会いましょう! 一緒に歌おう!」(ホリエ)と最終曲“Melodic Storm”が希望そのもののようにGALAXY STAGEに鳴り響く。がっちりと肩を組んで歓声に応え、文句なしの快演でアニバーサリーイヤーを締めくくったテナー。来年もよろしく!!(奥村明裕)




この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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