監督・脚本を務める今泉力哉さんと共に企画段階から話をし続けてきたという杉咲さん。言葉の端々からもの作りに関わる者としての強い覚悟が伝わってくるインタビューとなりました。以下、一部抜粋してお届けします。
恋愛の描かれ方が変わりつつありますね、というインタビュアーからの投げかけで、杉咲さんが演じる文菜とその周囲を取り巻く人達の在り方についての話も広がりました。このドラマの中でクローズアップされる悩みや葛藤は、世の中にはあまり浸透していなかったり、多くの人に分かりやすく理解や共感をされるようなものではないのかもしれません。でも、そこにある切実な悩みや痛みが、きっと描かれているはずと私は信じていて。テレビの向こう側にいる誰かに「これは自分の物語かも」と思ってもらえるような、そんなたったひとり、ひとりひとりに向けて届けられたらいいなって
2024年には「俳優として新たなフェーズに突入していきたいと思うような作品との出会いがあった」そうで、いろいろなことを考えたんだとか。主人公の文菜は、多くの人にとっての憧れの対象になるような人物ではないかもしれない。でも、それぞれの登場人物たちは、きっとどこかに「いる」存在だと思っていて。あまりドラマでは描かれてこなかったかもしれないけれど、確かに存在するひとたち。それが規範からはみ出ていたとしても、マジョリティではなかったとしても「いる」存在を描きたいという話は、この企画が立ち上がった頃に今泉監督と共有していたことのひとつでした。世界には本当にいろんな人たちがいて、その誰にでも開かれた場所であってほしいです
と、さまざまな作品を経て、今この物語を始めようと思ったきっかけについても話してくれています。劇的な展開とは対極にあるような、小さな小さな喜びとか、先ほど話したような「悩みとはあまり認めてもらえないような悩み」が描かれる、穏やかで平凡な物語をやってみたいなと考えるようになって
一つひとつの言葉に真摯に向き合ってくれた杉咲さん。その存在感を存分に感じられるインタビュー全文は、ぜひCUT3月号でお確かめください!(矢羽田佳奈)
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