昨年“ナツメグ”がTikTokで拡散され、一躍注目を集めたPURPLE BUBBLE。待望の初ワンマンライブを観て、単なるバイラルヒットだけで留まるアーティストではないことを確信した。ライブでは、軽快でいて芯の太いバンドサウンドと歌声がメッセージを際立たせ、楽曲ごとに確かな説得力を持って鳴っていた。
“ナツメグ”の《あの時味わった後悔も/人生のスパイスになるだろう/あの時味わった喜びが/今歩く道の向こう照らしている》や、会場リクエスト曲としても選ばれ3回も披露された“ノープラン”の《これから1秒たりとも愛枯らさないよ》── 。
まっすぐで、眩しいほどのメッセージが、心弾むリズムと開放感のあるメロディに乗ることで、押しつけがましさを感じさせず、自然と胸に届く。
ワンマンライブという、ファンが純度100%で集まった空間。その温かさに、メンバーたちは感動と感謝を何度も口にしていたが、「あなたの憂鬱を吹き飛ばす」というバンドのキャッチコピーが決して誇張ではないからこそ、その音楽に心を掴まれた人々が集い、この場の空気が生まれていたと思う。
もっと大きな会場をこの温かさで満たし、さらに多くの人へまっすぐなメッセージが届いてほしい。そんなことを強く思えるライブだった。
この記念すべきPURPLE BUBBLEの初ワンマンライブのレポートが、rockinon.comにて近日公開&2月28日発売のJAPAN4月号に掲載されます。
ぜひお楽しみに!(成瀬諒花)
「PURPLE BUBBLE 1st ONE MAN LIVE 2026 蕾もいつかは」のライブレポートが掲載される『ROCKIN'ON JAPAN』4月号のご予約はこちら!