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いよいよCOSMOの大トリ、Fed MUSICは、FRONTIER BACKYARDが今日のカウントダウンの時に使った……なんていうんだあれ、あのほら、筒みたいな風船みたいなのが天井へ向かってバーンとのびるやつ、あの装置を背負って登場(しかもFRONTIERと違って全員きれいに筒がのびた。自分でも「成功!」って言ってました)。ライヴは“Won’t be long”でスタート。すでに4時前だっていうのが信じられないくらい、もうみんな、踊る踊る。ヴォーカル&ギター/ギター/ベース/ドラムというバンド・フォーマットで踊れる音を出す場合「速い」とか「激しい」とか「四つ打ち」とか「ファンキー」とか、いくつか定石があるけど、こういう「軽やかにハネる」ビートで踊らせるバンド、そういないのではないか。とにかく「この時間に踊れって言われても」みたいな強制的な感じゼロ、自然に身体が動いてしまうリズムと、決して誰も阻害しない甘いメロディ。「いやあ俺、この時間ぜってえ誰もいないかと思ってたんだけど、いるねえ!」と、ヴォーカル&ギターの RIKUもうれしそう。この時間、この状況に、もしかして日本一強いバンドかも。とか思ってしまった。終始、フロア、揺れっぱなしでした。(兵庫慎司)