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幕張メッセ1-8ホールに存在する、4つのステージ全部含めての大トリは、夏も冬もすっかりおなじみ、asphalt frustration。気持ちいい! くそ暑い夏の野外で観ると涼やかで心地よく、今みたいにそろそろ体力的には疲れが極限に達した状態で観るとやけに身体に優しく、おそらく極寒で見も心も凍えるような状況で観ると(ないけどそんな状況)ふわりとあたたかく感じるような……つまり、どんな状態でどんな人たちと向かい合っても絶対にはずさない、そんな全方位的なライヴをやれるバンドなんだなあ、と改めて思う。とにかく、軽やか。ある意味さっきのFed Musicに通ずるような「この時間にやってくれたのがあなたたちでよかった」と感謝したくなるようなパフォーマンス。「来年……来年じゃないや、もう年明けてんだ、今年、今年1年、本当にいい年になるように、この年をやりたいと思いますという宝満礼央(vo)の前置きで始まった“SUNNY DAY”が、特にグッときました。全8曲を駆け抜けて、あっという間に終了、当然みんな帰るわけもなくアンコールで“BEAUTIFUL”を追加、最後までアガりっぱなしで、COUNTDOWN JAPAN08/09は幕を閉じた。もう一回書いておこう。シメが、アスフラでよかった。(兵庫慎司)