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COUNTDOWN JAPAN09/10、いよいよ最終日が開幕!早くも満場のCOSMO STAGEに登場するオープニング・アクトは、andymoriである。手を振りながら駆け足で登場した小山田(Vo./G.)が「andymoriです!今日は朝までがんばろう!」とオーディエンスに声を掛け、軽快に転がるバンド・アンサンブルの中にクリスピーなヴォーカルを込めた“CITY LIGHTS”から演奏をスタート。続けざまにブルージーなイントロから踊るようなギター・ワークが弾ける、その名も“everything is my guitar”を放ち、初っ端から快調に飛ばしてゆく。熱の篭ったサウンドと、クリアに届けられる歌詞が素晴らしい。「次の曲は、僕の大好きな友達と、世界中の苦しい思いをしているマイノリティのために歌います」と告げて届けられるのは“クレイジークレーマー”だ。雰囲気を一変させるように、美しいバラードの名曲“16”も披露される。「みんながミスタードーナツで時給850円のバイトを続けてくれたおかげで、バック・ステージは酒池肉林の大騒ぎだよ。どうもありがとう」。大晦日にドーナツ・パーティか。ロックンロールだな。“Transit in Thailand”、“FOLLOW ME”“ベンガルトラとウィスキー”という狂騒のロック・チューン連打でひたすらにオーディエンスを飛ばし続け、最後は夕焼けのような照明の中で感傷的な“1984”に浸るCOSMO STAGEであった。(小池宏和)