今日のMOON STAGEのトップは、昨日に続き「RO69JACK10/11」優勝アーティスト、ハヌマーン。大阪のバンドです。過去の夏冬のこの「RO69JACK」の優勝者たちの中で、おそらくもっとも「優勝前から既に知られていた」バンド……だと認識していたけど、正直、予想以上でした。MOON STAGE、すっごい人。で、始まるとさらに増える増える。で、アガるアガる。もうなんか、「RO69JACK優勝バンドのステージ」ではなく、「普通に出演しているバンド」状態。って、バンドの知名度やキャリア、何よりも実力を考えれば当然なんですが。“Fever Believer Feedback”“猿の学生”の2曲をたたきつけるようにプレイ。強いリズム、シャープなギター、そして哀愁と攻撃性を同時にぶちまけるようなメロディ。とにかくもう、圧倒的でした。
「我々に与えられた時間は15分です。だらだらライヴをやるには短い時間ですが、みなさんが一生忘れられないような瞬間にするには、充分すぎる時間だと信じて、今ここに立っています」みたいなことを、ラスト、3曲目“ワンナイト・アルカホリック”をやる前に、山田亮一(vo&g)は言った。その3曲目を聴いて、「確かに」って納得しました、私。きっと、一緒に観ていた多くの人が、同じことを感じだと思う。(兵庫慎司)
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