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開演15分前には、MOON STAGEに続々とオーディエンスが駆けつけてくる。その求心力たる若き6人衆:Fear, and Loathing in Las Vegas(以下、Las Vegas)がMOON STAGEの4番手としてCOUNTDOWN JAPAN 11/12に登場! オンステージするなり所狭しとステージを飛び回り、「知らないヤツも思いっきり楽しんでいこうぜ! かかってこいよ!!」(ヴォーカル・So)とアジテート。そして、“Chase the Light!”→“Jump Around”と最新アルバム『NEXTREME』同様のオープニングで怒涛のスパート! ドラムス・Tomonoriが叩き出す衝撃波のごときツーバス、圧倒的音圧を生み出すツイン・ギター×ベース、MinamiとSoの天を衝くようなスクリーム(歌メロも激キャッチー!)、さらにメンバー全員がペース配分ガン無視のアクションを繰り出すもんだから、誰もが踊り出さずにはいられない! ブレイク時には「幕張メッセにお越しのみなさま、俺らは神戸のFear, and Loathing in Las Vegasです!」と、ギター・SxunがMC。「これが今年最後のライヴです。こんな素晴らしいステージで1年の節目を祝うことができるのをスゴく幸せに思ってます。その気持ちを乗せて俺らがそっちまで音を飛ばすから、みんなで一生に残る最高の思い出を作りましょう!!」と焚き付けて、“Shake Your Body”“Stray in Chaos”と矢継ぎ早に猛攻。そして、「ホントにアッと言う間ですが、残り2曲だけやって帰ります!」(Sxun)と告げると、フロアから『いいとも』1週間分くらいの「エーッ!!!」が! 「一瞬、一瞬を大事にして、後悔なく生きていってください!」とのメッセージを託して“Short but Seems Long,Time of Our Life”を、そして「最後です! オマエらと最高の思い出ができるように――!! 踊れっ!!!」(So)と“Love at First Sight”投下で熱狂マキシマム! まるで勝利宣言のように、高々と腕を突き上げて6人はステージを後にしたのだった。(奥村明裕)