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◆ストレイテナー (15:55 リベルタステージ)
ゲスト・アーティスト:オオキノブオ(ACIDMAN)/生形真一(Nothing’s Carved In Stone)

今日の1発目、モビリタステージでのLOW IQ 01 & THE RHYTHM MAKERSにホリエアツシが参加したのもついさっきのことのように思われるのに、早くもすっかり夕暮れが近づいたステージにストレイテナーが登場。今回彼らはアコースティック・セットとエレクトリック・セットの2部構成という贅沢なライヴを見せてくれる予定で、ステージに現れた4人はジャケットを羽織ってちょっとかしこまったムードだ。"Toneless Twilight"でライヴは幕を開けたが、このアコースティック・パフォーマンスがすばらしい。ホリエが紡ぎだすピアノのアルペジオやアコギの音色がきらきらと降り注ぎ、楽曲の芯からの力強さをしみじみと実感させるパフォーマンスだ。これから至福のひとときが待っていることを予感させてくれる。アコギのカッティングがなんとも爽快な"Blue Sinks In Green"では、ひなっちがウッドベースへと持ち替え、ブルージーな雰囲気を湛えたナンバーに仕上がった。大山の滋味溢れるギター・ソロ、2本のアコギがじゃかじゃかと鳴らされるさまは、どこか牧歌的なフィーリングさえ漂わせる部分もあったが、けっしてぼんやりとしないのはやはりこのバンドの筋力ゆえだろう。

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そして舞台には盟友のACIDMANオオキノブオが登場。オオキがストレイテナーのなかで1番好きな曲だというホリエの紹介で、アコースティック・セットの最終曲"SIX DAY WONDER"へ。ホリエがピアノでセンチメンタルな音色を奏でながら歌い始める。そしてオオキへとヴォーカルをバトンタッチした後、2人で聴かせたハーモニーは、空高く届きそうに伸びやかで、美しかった。

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転換を経て、今度は後半のエレクトリック・セットへ。ひなっちのソロ・パートが爆発する"DONKEY BOOGIE DODO"、ノスタルジックな序盤から徐々にグルーヴの重心が変わっていく野心的なナンバー"Man-like Creatures"でバンドとして磨き上げられたセンスを見せつける。旋回するグルーヴがエキサイティングな"BERSERKER TUNE"、鋭いギター・カッティングが暴れまわる"Little Miss Weekend"で怒涛の展開へ持っていくと参加者はひときわヒートアップ。そしてへヴィなギター・ソロとともに、Nothing's Carved In Stoneの生形真一が颯爽と登場! そして始まったのは、なんとストーン・ローゼズの"Driving South"。生方のメタリックで重厚なギターが加わって、5人のパフォーマンスはぐんぐんと熱量を増していく。まさに「ケミストリー」と呼びたいほどに、まったく別のナンバーへと生まれ変わっていた。
続いて披露したのは、同じく嬉しい驚きをもたらした、アンダーワールドの"Born Slippy"。あのお馴染みのリフで会場をひときわ盛り上げながら、すさまじいパワーで「バンド」・ナンバーへと昇華させた。そしてなだれ込んだ最終曲"KILLER TUNE [Natural Born Killer Tune Mix]" で大団円。深々と5人でお辞儀をするところに大木も加わり、6人はこぼれそうな笑顔でステージを後にした。ストリップ・ダウンされた自らの楽曲の力強さ、親交の深いミュージシャンたちとの怒涛のセッション、ストレイテナーの凄みを、さまざまな面で見せたライヴとなった。(羽鳥麻美)

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[AOOUSTIC SET]
1 Toneless Twilight
2 Blue Sinks In Green
3 MAGIC WORDS
4 TENDER
5 SIX DAY WONDER w/オオキノブオ(ACIDMAN)

[ELECTRIC SET]
6 DONKEY BOOGIE DODO
7 Man-like Creatures
8 BERSERKER TUNE
9 Little Miss Weekend
10 Driving South w/生形真一(Nothing's Carved In Stone)
11 Born Slippy w/生形真一(Nothing's Carved In Stone)
12 KILLER TUNE [Natural Born Killer Tune Mix] w/生形真一(Nothing's Carved In Stone)

Cocco
8569ブース