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ふたたび肌寒い温度になってきたSEASIDE STAGE。でも、そこに登場したカジヒデキのステージは熱かった! 集まった若いお客さんの中には昨年の映画『デトロイト・メタル・シティ』で彼を知った人も多いはず。甘酸っぱいメロディのキラキラしたギター・ポップのイメージも強いだろう。しかし今日のカジくんはひたすらエネルギッシュだった。序盤はそのDMCに提供した“甘い恋人”でグッとお客さんを掴むと、Haircut 100のカヴァー“FAVOURITE SHIRTS(BOY MEETS GIRL)”では激しいギター・カッティングを見せる。代表曲“LA BOUM〜MY BOOM IS ME〜”は、音源よりも数段パワフルなアレンジ。Yoshieさんのドラムが骨太なグルーヴを叩き出している。ポスト・パンクなエッジを持つ“TOO MUCH TOO YOUNG”はメタル・バンド顔負けのシャウトも見せる。そして、ラストにはなんとビークル・ヒダカがスペシャル・ゲストとして登場! 二人で共作した“THE SWEETEST LOVE”をプレイして大団円のエンディング。大歓声とメンバー全員の満面の笑顔が、とても印象的だった。(柴那典)