最終日のウィング・テントもスタートしました! クソ暑いひたちなかにおよそ似つかわしくない山下達郎のアーバンなSEに乗って登場したのは、竹内電気! 軽やかなリズムに乗って聞こえてきたのは“Hello Mr.Regret”。キラキラしたシンセの音となめらかに歌い上げられるメロディ、随所にちりばめられた純度の高いポップスのエッセンスが、テントの中を涼やかに彩っていく。そこから“knock!knock!!”“do not disturb”、ソーダ水のように弾ける“summer time”と続き、ポップもフュージョンもファンクも飲み込んだ、カラダに心地よく染み込んでいくサウンドにうっとり。「初の茨城で、初の夏フェスでこんなに集まってくれて、マジでちょっと泣きそうです」と山下(Vo/syn)が言えば、「初の夏フェスなんで緊張してます! 次はレイク(・ステージ)で!」と笑いを誘う斉藤(G/Vo)のMC(と壮絶なダンス・ステップ)も初々しい。甘酸っぱくて洗練されたポップ・ミュージックで、ほっこり幸せな気分にしてくれたトップバッターに拍手!(林敦子)
竹内電気 のROCK IN JAPAN FES.クイックレポートアーカイブ