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憂いを帯びたサウンドが描き出すシリアスなムードのミディアム・ナンバー“cut and knot”では彼ららしい世界を描き出し、光が降り注ぐような明るいメロディと、ビート感を凄まじく際立たせる部分を交互に展開させるドラマチックな“Human Lighting”なども、彼らならではの色と匂いを既に放っているのだ。
「最近、another sunnydayというバンド名を付けたんですけど、この4人はsunnydayなんて言葉が似合わないんですよね」とナカヤマ。「あんまり外に出ないもんね」と伊藤も笑う。しかし“Cast off skin”もラストの“Sunnyday”も彼らのパワフルなアンサンブルは強く強く外側へと向かって鳴らされていた。sunnydayという言葉が似合わないとしても、晴れた場所へ行きたいと願う、そんなエネルギーに満ち溢れているのだ。その心意気はオーディエンスに伝わったのではないだろうか。それぞれのメンバーがやっている(もしくはやってきた)バンドが元々好きで観に来たという人も多かったかもしれないが、この4人だから紡がれるたった「ひとつ」の音を感じてもらえたはずだ。(上野三樹)
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another sunnyday のROCK IN JAPAN FES.クイックレポートアーカイブ