『チ。 ―地球の運動について―』ついに舞台化。CUT10月号で「主演 #窪田正孝」の必然を問う


9月19日発売のCUT10月号に、窪田正孝さんのインタビュー&撮り下ろしポートレートを掲載しています!

いよいよ10月8日から上演される舞台『チ。 ―地球の運動について―』。原作は魚豊による傑作マンガで、「天動説」が信仰される時代に禁忌「地動説」を証明しようとする“異端者”たちの継承の物語。これまでCUTもマンガ連載時には原作者インタビューを(2021年3月号)アニメ化時にはキャストインタビューを行い(2024年10月号)『チ。』が持つ壮大な物語を伝え継いできましたが、今回の舞台化ではもちろんこの方、主演の窪田さんに取材を決行! オクジー役との必然的な出会いについて、そして舞台演劇で『チ。』を表現することの意義について、じっくりとお話を伺っています。
窪田さんへの取材は『愛にイナズマ』以来(2023年11月号)。約2年ぶりのインタビューは最近のご自身のモードについてのお話からスタートしました。以下一部を抜粋してご紹介します!

今年は独立したことも含め、いろんな環境を全部変えたいという思いがあって、仕事から少し離れてみようと思って。私生活──「生きている」ということにシンプルにフォーカスして、1日何もないような時間を長く過ごしてみると、今までは忙殺されて気づかなかったことに気づけるようになったり、自分自身の気持ちを整理することができて。もちろん役者という仕事は好きなんだけど、それが人生の主軸ということではなくなった。日常との向き合い方が深くなった感じがしてますね

原作でバデーニが言っていたように、みんなが言葉を持つと大事な情報が埋もれていっちゃう。時代が変わることは必然だと思うけど、時代に動かされるのではなく、あくまで自分が何をしたいのか、何を知りたいのかというふうに、常に自分自身に矢印を向けないと、どんどん自分の感覚が失われてしまう。だからこそ、今回の主役がラファウではなくオクジーであることで、みなさんの目になれたらなと思います。オクジーにしか見えないものを通してお客さんに情報を与えていく、という

窪田さんの年々深まる思考と、重さを増す言葉の一つひとつにしっかり迫るインタビューになっています。その全文はぜひ本誌でチェックしてくださいね。

もちろん撮り下ろしポートレートも掲載しています。『チ。』の夜明けをイメージした濃いブルーの世界で、窪田さんの静謐な佇まいと強い眼差しをとらえた美麗写真たち。こちらもぜひお手元でじっくりご覧いただきたいです。(田畑早貴)

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