9月10日〜20日まで開催される、今年40回目のトロント映画祭においても音楽関連の話題作がたくさん公開される。
1)まずは、何度も紹介しているキース・リチャーズのドキュメンタリー『Keith Richards: Under the Influence』。9月18日のNetflix世界同時ストリーミング開始に先駆け17日に上映。しかも、そこにキース本人も来て、観客のQ&Aに答えてくれるよう。トロントにいるファンの方はぜひチケットをゲット。すぐ売り切れるとは思うけど。
予告編こちら。
3)アレサ・フランクリンのドキュメンタリー『Amazing Grace』。
史上最高に売れたゴスペル・アルバム『Amazing Grace』の舞台裏とコンサートの模様を、シドニー・ポラックが監督していたのに、なぜかスタジオでお蔵入りになっていた作品。ポラックが2008年に亡くなった後、プロデューサーのおかげで、40年以上経った今ようやく公開されることになったありがたい作品だ。
予告編こちら。
4)ローリー・アンダーソン監督作『Heart of a Dog』
ローリー・アンダーソンが、悲しみを癒すために作ったエッセー的な作品。
伝記ものは難しいが、それを演じるのがトム・ヒドルストンなら絶対に大丈夫なはず。なにしろ、『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』で演じた、死にたいのに死ねないロックンロール・ヴァンパイアがあまりにカッコ良かったから。信じてます!
これまた、エイミー・ワインハウス、カート・コバーンのような、悲痛かつ音楽そのものを祝福するような作品になるのか。 映画の中でキャット・パワーがジャニスの書いた手紙を朗読しているらしい。
イギリスの90年代音楽シーンが舞台で、サントラは、オアシスに、ブラーに、レディオヘッドなどなど。しかも野心ありのA&Rを演じるのがニコラス・ホルト(かわいい)って。それだけで観る価値あり、なはず。
予告編こちら。
8)『Miss Sharon Jones!』
シャロン・ジョーンズのドキュメンタリー。新作完成から、発売、ツアーを追いかける予定が、その直前にガンが発覚。
その他ヨーヨー・マのドキュメンタリーなども上映される。追いかけられるだけ追いかけてくる予定!