遂に?!?!?!? オアシス来年夏再結成の噂。英紙が報じる。オアシス公式サイトも「8月27日午前8時(日本時間午後4時)」に何か発表と告知。ロンドン、マンチェスターで20回公演。ウェンブリースタジアム10日間。グラストンベリーの噂?! 木曜日は『ディフィニトリー・メイビー』30周年。

遂に?!?!?!? オアシス来年夏再結成の噂。英紙が報じる。オアシス公式サイトも「8月27日午前8時(日本時間午後4時)」に何か発表と告知。ロンドン、マンチェスターで20回公演。ウェンブリースタジアム10日間。グラストンベリーの噂?! 木曜日は『ディフィニトリー・メイビー』30周年。

本当か?!?!?!?!?!?

英The Sunday Times紙が、オアシスが来年夏、ロンドンとマンチェスターで再結成ツアーを20日間行うと、業界内の情報筋から得たと報じている。

それを受けてリアム・ギャラガーがいくつか肯定的なツイートをしているのだけど、日曜日に行われたレディングのヘッドラインが終わった後に、スクリーンに、オアシスのロゴで、「2024年8月27日午前8時」と映し出された。同様の内容を、オアシスも、ノエル・ギャラガーも、リアムもソーシャルメディアで告知している。これは日本時間火曜日午後4時だ。

レディングのライブでは、リアムがライブ中に何か発表するのではないか?と注目された。発表はなかったものの、”Half the World Away”を、「世界一偉大なソングライター、ノエル・ファッキング・ギャラガーに捧げる」と言ったそうだ。

これはいくらなんでも、これまでで最も「再結成」に近づいた瞬間と思って間違いないのでは。しかし、これまでのことを考えても、期待値を可能な限り低くして待とう。

今週はバンドにとっては、良くも悪くも歴史的な1週間だ。

まず、8月29日は、デビュー作『ディフィニトリー・メイビー』の発売から30周年。
さらに、2009年8月22日スタッフォードで行われたVフェスティバル出演を最後に、8月28日パリで行われたRock En Seine Festivalでノエルがバンド脱退。事実上のオアシス解散。つまり8月27日はその前日となる。

もし来年復活するなら、2009年8月22日スタッフォードで行われたVフェスティバル以来16年ぶりとなる。

この報道に対して、リアル・ギャラガーが早速肯定と思えるコメント。
ひとつは「そこで会おうぜ」。

もうひとつは、日程の発表はいつか?と言う質問に「金曜日」と答えている。

また、「”元”って言われるのが好きじゃねえんだ」とも。

むーーーー。
多くのファンの皆さんは、信じたいけど、信じてまたガッカリしたくないと半信半疑なのではないか。

報じているのが、タブロイド紙ではなくて、一応The Sunday Times紙なので、いつもより少し信憑性が高いのかな?とも思うけど……。現時点では、期待せずにとりあえず「金曜日」を待とう、としか言いようがない。

以下英メディアの報道。基本的にはThe Sunday Times紙の情報を元に、それぞれが少しずつ膨らませた内容だ。

The Guardian紙は「早ければ火曜日に正式発表か?」と報じている。

The Sun紙などはもう先走って、「オアシス復活確定」と。

Sky Newsは、リアムが引き続きオアシス復活の噂を肯定していると。

また、Daily Mailはノエルが離婚で2000万ポンドの慰謝料を払い、オアシスは5000万ポンドのギャラが払われると。リアムが日曜日出演のレディングで発表、と。


以下、The Sunday Timesの記事で書かれているその他の情報。

1)ノエルが珍しくリアムを褒めている。
ノエルのリアムに対する発言に2人の関係性の雪解けを感じると分析。最近レーベルが発表した『Deninitely Maybe』30周年記念映像の中で、「ノエルが、珍しくリアムを褒めているのだ」と。

これはものすごい希望的観測に思えるけど。この映像の15分くらいのところで、ノエルがリアムのボーカルの素晴らしさについて語っている。日本語字幕の設定もできるので観て欲しい。

この中で、こう語っている。

「俺が歌うと良い曲だなって感じだけど、リアムが歌うと最高になる」
「俺には、”シガレッツ・アンド・アルコール ”も”ロックンロール・スター”も歌えない。彼みたいな態度が俺にはないから。俺の声は、火曜日にギネスをコップ半分飲んだ程度なんだ。つまりまあまあってこと。でも、リアムの声には、金曜日にテキーラを10ショット飲んだみたいな感じがある」
「彼がやったことは、目の前にいるキッズに何かしたいと思えるような影響を与えた。彼ができるなら俺たちにも出来るかも、と思わせる力があったんだ。彼はそれを今もやり続けていると思うよ」

観てもらえば分かるけど、この映像全体でノエルは昔を熱く、温かい気持ちで振り返っているので、過去のリアムを褒めるのは普通だと思う。ただ、ここで、今のリアムも褒めているところに確かに少し雪溶けを感じるかも(笑)。

2)オアシスのSpotifyのマンスリーリスナーは今も2100万人
オアシスのSpotifyのマンスリーリスナー数は今も2100万人。例えばブラーは1100万人。ブラーは去年の夏ウェンブリーを2日間ブッキングしたので、オアシスがウェンブリーを10日間ブッキングするのは妥当。

3)ノエルが離婚
ノエルが去年、サラ・マクドナルドと離婚し、その慰謝料が2000万ポンドだったという噂。約38億円?!
また、リアムはかつて、ノエルはオアシスを復活させたいのに、ノエルの奥さんがさせてくれない、とコメントしたことがあった。

4)復活するとしたら予想されるメンバーは?
ノエル
リアム

ポール・”ボーンヘッド”・アーサーズ(リアムのツアーでギター)
ゲム・アーチャー(ノエルのツアーでギター)
クリス・シャーロック(リアム、ノエルのツアーでドラム)

ベースは?
ポール・”ギグジー”・マッギーガンは、1999年にオアシス脱退後音楽活動をしていない。
ただ今年になって目撃情報があったので、ファンに聞かれて、リアムが、30周年記念ツアーに参加するとはコメントしたことはあった。

アンディ・ベルは、RIDEのメンバーで、「再結成ツアーには参加しないようだ」とThe Gurdian紙が書いている。

The Sunday Timesは、来年の夏はワールドカップも、オリンピックも、テイラー・スウィフトのコンサートもないので、お金を貯めておこうと書いている。火曜日午後4時!!!!!期待値を可能な限り上げないで待ってみよう。



現在発売中の『ロッキング・オン』9月号オアシス表紙巻頭特集は、オアシスのオールヒストリー辿るクロニクル、リアムの『Definitely Mabe』30周年完全再現ツアーレポート、ノエルの当時の貴重インタビュー、30周年盤徹底レビューの全48ページ永久保存版特集号です! 是非お手に取ってください。

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