開演前のSEからして既にめちゃラウドでカッコよくて、お客さんはじわじわと前方に密集を始めている。そんな状況でステージに登場した彼らが、最初にカマしたのは “PROUD OF YOU”! 自分自身、そして全てのリスナーの勇気をストレートに鼓舞しまくるこの名曲にフロアの熱は急上昇。曲の途中でONO-Gがフロアを熱いコール&レスポンスの嵐に巻き込み、登場して3分弱でSOURCEはフロアとステージの親密な関係を完璧に築いた。こうなったら会場はSOURCEのものだ。圧巻は、中盤の “サンクチュアリ”、“道しるべ”のSOURCE印のアンセム2連発。“サンクチュアリ”は前のめりに、そして“道しるべ”は伸びやかに。モッシュ・ピットを埋め尽くしたお客さんみんなも、伸びやかに左右に手を振っている。今の彼らには、ジャパニーズ・ミクスチャーのエッセンスがすべて詰まっているのだ。きっちりラウドでハードで熱くて、でも親しみやすくって、少年性があって、だから理想を高く掲げる姿勢があって、笑いも忘れることはない。「じゃあ皆さんに平和を!」と言って始まった最後の曲は“TURN UP”。ステージもフロアも大ジャンプ大会で、喜びと平和をともに分かち合っている。後ろで観てるのがつまんなくなってきちゃった男の子、女の子が、モッシュ・ピットへと向かう姿は、最後の最後まで止まることがなかった。(柳憲一郎)
超盛りあがる最前列。SOURCEタオルをかざして声援 | 東京&横浜から来た女の子2人組。「SOURCEを観たのは今日が初めてだけど、本っ当に最高だった!」 |
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