さあ、今年の「踊り始め」の準備はいいか？ the ARROWS が、ここCOSMO STAGEをニュー・イヤー・ダンスホールへと変える。いきなりボーカル・坂井のテンションはもうアゲアゲ。「華麗」というよりはもはや「アブない」、超絶ダンスで会場は一気に異様なモードへ。2曲目の“マストピープル”では「お年玉を持ってきたぜ！」と言い、巨大風船をホールへと放つという粋な演出も。オーディエンスの熱狂は最高到達点へ。「COSMOピープルのみんな、僕と一緒に歌ってください！」という掛け声とともに始まった“プレイボーイは憂いボーイ”では、♪ナーナーナーナの大合唱でまさに渾然一体となったCOSMO STAGE。「ロックンロールは明るくなくちゃいけない！」と言い放ち、ラストに“ロックンロールダンシングガール”を堂々と歌い上げた彼ら。まさに僕らのハートを「射抜かれた！」、圧巻のステージだった。（洪弘基）