ワールドレベルのエレクトロニック・ミュージックと、ギター・ロックの衝動を高次元で衝突させるTHE JETZEJOHNSON、遂にCOUNTDOWN JAPANに登場である。アルバム・ジャケットを初めとして非常に洗練されたクールなヴィジュアル・イメージを持つ彼らだが、ライヴは火傷するほど熱い。デジタルをツールとして使いながらも、そんな音楽がたぎるようなエモーションから生まれていることをライヴの現場では一発で伝えてくれる。“02 mixed Louder”“Quit And Reboot”“Ridham av”とガンガンに飛ばしていくが、圧巻だったのは短いMCのあとに披露されたラスト2曲。“Tide Of Memories”“マーベラスチアー”、どちらの楽曲もアンセミックな強いラインを持っている。そして、Vo&Gの藤戸はシーケンスをバックにしながら、爆発的なエモーションをさらけだす。最後に、藤戸は「来年はよろしく」と言っていたけれど、来年彼らの存在感はどんどんと大きくなっていく気がする。(古川琢也)
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