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少し早い年越しパーティのような、「喜・笑・歓・嬉」といったポジティヴな感情がステージとフロアの間で何度も何度も交換されていくような、そんな 100%の祝祭空間。それが今日のm-floのステージだ。次々とゲストを迎えながら一瞬もダレないシームレスなトラック繋ぎでガンガン攻めていく TakuとVERBALに、場内は着火→即爆発の盛り上がり! 頭上で数千のタオルがブンブン回り、遥か後方までウェイヴが広がり、コール&レスポンスはどんなシチュエーションでもばっちり決まっていく。つまり、ステージ上の2人が、と言うよりも、「会場全体がm-flo状態」なのだ。ヒップホップでハウスでファンクでエスノでディスコな、10年近い彼らのキャリアの中で熟成されたミクスチャー・サウンドは実に高度なものなのだけど、それ以上に誰に対しても平等なポップとして肌に馴染み、愛されていく懐の広さがm- floのサウンドの魅力で、それを何よりも強く感じることのできたステージだった。ヒット曲連発だったセットリストの内容は大阪があるので書けませんが、アガる一方なのは間違いないですよ!(粉川しの)