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COUNTDOWN JAPAN幕張会場2日目、GALAXY STAGEのトップバッターとして登場したのは凛として時雨! 今年セカンド・アルバム『Inspiration is DEAD』でその実力の高さを改めて証明、昨年よりも大きなステージでの出演だ。ジャパン編集部兵庫の前説に続いて暗闇のステージに現れ、ノイズを撒き散らしはじめる3人。と、ギター一閃、怒涛のようにライヴへなだれ込む。男女ツイン・ヴォーカルのギター・ロック、という牧歌的なイメージからはもっとも遠い地点でかき鳴らされる衝動的なロック。3ピースとは思えない破壊力をもった音が観客を瞬く間に興奮の坩堝に叩き込んでいく。TK(G/Vo)のハイトーン・シャウトと345(B/Vo)の透明なヴォーカルがぶつかり合い、絡み合いながらビリビリと空気を震わせ、ピエール中野(Ds)のトリッキーなドラムが地鳴りのように響き渡る。言葉を失うほど壮絶で、気がつくと40分のセットは終わっていた。鮮烈!(小川智宏)