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2001年の結成から、ひたすらにライヴを重ねることで知名度を上げ、海外フェス出演などで世界にもファンを増やしつつある実力派3ピース・THE RODEO CARBURETTOR。ギミックなしのパワフルなロックンロールを叩きつけるように奏でる3人のアンサンブルは、強面の彼らのルックス以上にタフで艶やかだ。髪の毛を振り乱したVo & Gの鍛冶毅が鋭い視線で宙を睨みながら声を振り絞ると、負けずにB・滝澤誠とDr・境敦哉のテンションも上がる。ステージ中央で3人がリフとドラムのフレーズをぶつけ合っていると、ゆらりと湯気のようなオーラが立ち上っていく。1曲目の“Precious”からアンコール含めて全9曲、勢いを一切緩めないまま走り抜けた彼らは「すげー楽しかったよ!」と言い残し、汗まみれのままステージを去った。カッコいいとは、こういうことだ。(松村耕太朗)