

くるりが主宰するレーベル「NOISE McCARTNEY RECORDS」からアルバムをリリースした結成18年のベテランLUCKY LIPS、カウントダウン・ジャパン初参戦である。開始早々ドキドキするような轟音ギターリフ! 思わずにやりとしてしまう。「しっかりロックを受け止めて帰ってください」というVo/Gのkoba-yangの言葉の後も濃密なグルーヴが途切れることなく繰り出される。「今日はお祭りなんでね、古い友達をどうしてもここで弾かせたいなと思って」と中盤koba-yangが呼んだのは『COLOUR』のプロデュースも務めた盟友、くるりの岸田繁!! 「LUCKY LIPSサイコー」という岸田の一言で会場が一気に沸き上がり、そこから最後までステージでコーラスとギターを担当した。グランジっぽかったりセクシーなロックンロールだったり、たまらなくメロウだったり、ヒリヒリするようなテンションだったりとくるくる表情を変えて放たれるサウンドは圧巻で、ぽーっと聴き入ってしまった。いやあ、すごいもん見せてもらいました。(林敦子)


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