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昨年に引き続き、OCUNTDOWN JAPANに登場の□□□(クチロロ)。彼らにとっての2008年は、新メンバー村田シゲ(本来はベーシストなんだけど、今日はギターを弾いてました)の加入、そしてオリジナル・メンバー南波一海の脱退と、大きな変化が訪れた年であり、そんななか産み落とされた最新アルバム『Tonight』でさらなる進化を刻んだ年でもあった。「このフェス出るといつもアウェイ感あるんだけど、今日はみんな楽しんでいるみたいなんでうれしいです!」と三浦康嗣は言っていたが、『Tonight』はジャンルなんて関係ない美しさと楽しさをもったアルバムで、実際□□□のライヴはツワモノ揃いのバンド・メンバー(ドラムには FRONTIER BACKYARDの福田“TDC”忠章、ベースはFed MUSICの菊池篤)の生み出すグルーヴがこの上なくハッピーな、極上のパーティ空間。この人たちほどフェス向きのアクトもそうないのではないか。後半、 “GOLDEN KING”と“GOLDEN WEEK”を連打し、そしてラストにもってきた名曲“Twilight Race”でいちばんのピークへ。ライヴが終わるころには客席の誰もが弾けんばかりの笑顔を浮かべていた。(小川智宏)