カウントダウンも無事に終了し、いい意味の酩酊感が会場全体に漂う午前0時40分。2009年最初のアクトは、ファンクとソウルの申し子4人組、 Scoobie Doの登場である。気合十分(ていうか酔ってる)コヤマのシャウトから、1曲目“真夜中のダンスホール”で会場をグイグイの横ノリでいきなり踊らせると、次は「無礼講でいきたいと思ってるんでヨロシク!」で気分ぴったりの“DRUNK BEAT”。タオルをブンブンと振り回して、気付けばビークルのメンバー(間違いなく酔ってる)もステージで踊りまくっている。いきなりこんなに楽しくていいんだろうか。“トラウマティック・ガール”“Get Up”“Back On”とアゲアゲの攻めナンバーを連発して、興奮の渦が会場を支配する。白スーツと「エブリバディー!」連呼できっちりカッコつけるコヤマのキャラと、バンドの磐石の演奏のどファンクっぷりが合わさると、このグルーヴはちょっとやそっとではマネできない。ラスト“夕焼けのメロディー”でちょっぴりの余韻を残して去った彼らは、まさしくオトナのカッコよさでした。今年もよろしくお願いします!(松村耕太朗)
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