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続いて空気は一転、時代の荒波の中で転がり続けてきた愚直な四人衆、STANCE PUNKSの登場だ! フロアにいっぱいに集まったオーディエンスに TSURUは第一声「行くぞ、クソ野郎ども!」――そう、いきなり“すべての若きクソ野郎”である。後方まで固い拳が振り上げられる。反骨精神を込めたメッセージと、シンプルなサウンドで、10年間キッズの心を震わせてきた底力に、初見のオーディエンスも惹き付けられている。さらに、4人全員がフロアに食らいつくような激しいパフォーマンスなもんだから、なおさら煽られずにはいられない。一瞬に思いを詰め込むように、跳び、頭を振り、手を伸ばす……その姿は、まるで決死の覚悟のように映った。その思いとは、TSURUがMCで語った「オシャレでもないし、演奏も上手くないけど、いつだってクソガキどもの味方だぜ!」ということなのだ。集結した最高のクソガキどもからは、大きな歓声が送られた。ラストは「アイワナビー」。シンガロングと拳が怒涛の勢いで巻き起こる。メンバーも全てを出し尽くすようにパフォーマンスし、最後テツシ(B)は倒れたまま暫く起き上がらなかった。気負わないどころか攻めきった、圧巻のステージだった。(高橋美穂)
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STANCE PUNKS のCOUNTDOWN JAPANクイックレポートアーカイブ