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初日のMOON STAGEも、いよいよ残すところあと1アクト。定刻の20時になると場内にSE(バッド・レリジョン!)が響きわたり、オオカミの顔面を持った5人(匹?)が登場! そう、トリを飾るのは“謎のオオカミ・バンド”としてチマタを騒がせているMAN WITH A MISSIONだ。「Ladies and Gentlemen! We are MAN WITH A MISSION!!」と叫んでフロントのTokyo Tanakaがタオルを振り回せば、オーディエンスも威勢よくタオルを振って応戦! 冒頭の“DANCE EVERYBODY”でも、DJ Santa Monicaがステージ前でアジテートしてタオルが旋回し、いきなりとんでもないユニティ感でMOONを占拠する。MCでは、「MOON STAGEニオ集マリイタダキマシテ、アリガトウゴザイマス! コンナ素敵ナ場所ニ立テルノモ、今コウシテ集マッテクレテイルミナサマノオ陰デス。ミナサマノオ陰デ、ワタシタチガウガウ! サセテイタダイテオリマス」とギターのJean-Ken Johnnyが語りかける(意外に腰の低いオオカミなのです・笑)。「今年1年、楽シイコトアリマシタカ? イヤナコトヲ忘レルタメニ、今日ココデ全部ブチマケテクダサイ!」とアジテートして、へヴィかつダンサブルに仕上げた“Smells Like Teen Sprit”(ニルヴァーナ)のカヴァーで吠える! 吠える! さらに“FLY AGAIN”の小気味よいスクラッチ&ダンス・ビートでフロア中がハンズアップ&ダウン! 「素晴ラシイ景色デス! 来年ハイイ年ニナリマスカ!?」と問いかければ盛大な「イエー!!」が投げ返され、その勢いで“HASTA LA VISTA”→“DON’T LOSE YOURSELF”へと怒涛のラスト・スパート! それにも飽き足りないフロアに応えて、アンコールでは「時ニハハッチャケルコトモ必要デス! 来年モ我々ハッチャケッパナシナノデヨロシクオ願イシマス!」と一気呵成の“NEVER FXXKIN’ MIND THE RULES”で再びテッペンへ!(シメは場内一丸の「1、2、3、ガオー!」・笑)。オーケー、辰(たつ)にはご辞退いただいて、来年はオオカミ・イヤーだ!(奥村明裕)