もはやお馴染みの首里城型システム卓と「琉球電舞」のノボリが立てられたステージに登場のRYUKYUDISKO。ロック・イン・ジャパンにとっても既に「ダンス・パーティ請負人」の名を欲しいままにしております。沖縄音楽のエッセンスを含んだ強烈なエレクトロ・ビートに、早くも大勢のオーディエンスが弾け飛ぶ。ダフト・パンクやファットボーイ・スリムといった海外アクトの名フックも取り込みながら、グイグイと熱量を上げてゆくステージだ。そしてここでゲスト・ヴォーカル、多和田えみが登場。新曲“Starlight Waltz”と“てぃんさぐぬ花”で透き通るような歌を聴かせてくれた。続いて城南海がこれまた新曲“MOTHER”を披露する。今回は豪華なステージだな、と思っているところに、なんとMONGOL800の清作までが登場！ 驚きの“ナサキ”生共演だ。興奮したオーディエンスのタオルが頭上でぐるぐると回る。まてよ…ということは？今日のロック・イン・ジャパン出演者の名前でピン、ときた人はご明察。突然“ナサキ”に乱入してきたその人こそ、ビークルのヒダカトオルだ！　ダメ押しの”NICE DAY“投下！　なんという豪華さでしょう。これこそ祭りだ。すごすぎ。（小池宏和）