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昨年のカウントダウン・ジャパンに続き、SHAKALABBITSがここひたちなかに初登場! 客席から「SHAKALABBITS!」の声が上がると、ヴォーカルのUKIは嬉しくて堪らないといったくすぐったそうな表情を見せ、ドラムのMAHはRIJFのタオルを高く掲げる。ものすごい歓声! UKIのハーモニカがレイク・ステージに響き渡る“COMEBACK ANYTIME”でオーディエンスのテンションに火をつけると、続く“SO EXCITED!”では割れんばかりのOiコールがステージにこだまする。これは熱い! 華奢な体から吐き出されるUKIの声はとんでもなくパワフルで、それを支えるリズム隊の音がこれまたヴィヴィッドで分厚いのである。人気の“Pivot”ではサビの大合唱が起こり、オーディエンスの総ジャンプでレイクを揺らした新曲“Roller Coaster”は、USヘヴィ・ロック直系なゴリゴリのグルーヴが脳天をガツンと直撃する。「世界の平和とみんなのスペシャルな笑顔がずっと続くように祈ります!」といって捧げられた“MONSTER TREE”も破格の盛り上がりを見せる。スカもメロコアもミクスチャーも飲み込んだ、なめらかに伸びるメロディと重戦車のごとく突き進むサウンドで、10年選手の真髄を見せつけたSHAKALABBITS。圧倒されてしまった。(林敦子)