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暑い暑い書いてるけど、ほんとに暑くなる一方のLAKE STAGE。しかし次のバンドは、この晴天が似合うSHAKALABBITSだと思うと、暑さも愛せそうな気がしてくる。
SEで「ROLLER COASTER -CubismoGraficoMix-」が流れて、4人が飛び出してくる。1曲目はその“Roller Coaster”。フロント3人と一緒に、オーディエンスもジャンプ! オールインワン姿がキュートなUKI(Vo)は、しょっぱなから下手の端まで動いて、オーディエンスを先導していく。そして、映画「すべてをあなたに」のサントラの名カヴァー“THAT THING YOU DO!”と畳み掛けていく。MCでは、「みんな元気? 物凄い太陽が味方してますね(笑)」と、UKIらしい表現で晴天を称える。そしてはじまったのは、最新シングル“NACHO ROLL”。飛び跳ねながら手を叩くUKIに合わせて、オーディエンスもハンドクラップ! 続いては、“COMEBACK ANYTIME”。UKIのあたたかなハーモニカの音色に合わせ、 MAH(Dr)がタオルを掲げると、オーディエンスもタオルを掲げ、フィールドは色とりどりに染まる。そこから一転して、激昂のビートへ突入、フィールドも弾ける! そして、テンションをさらに高めるように、KING(B)の男らしい煽りから“GO”へ。さらに、“Pivot”では、TAKE-C(G)とKINGが場所を入れ替わって動き回る。UKIも歌わせたり、手を叩かせたり、どんどんオーディエンスを巻き込んでいく。その姿に、「可愛い!」なんて男子の声援も。また、感動的だったのは、「ピース!」とUKIが言って、フィールド中にピースサインが表れた中ではじまった“MONSTER TREE”。続く“CAN’T ESCAPE THE CHOCOLATE SYRUP”では、たくさんのコブシが突き上げられていく。ラストは、UKIが「G?」と問い掛けると、「S!G!」と大声でレスポンスが返ってきてはじまった“G☆S☆G”。MAHが立ち上がりスティックを掲げて、演奏は終わった。ライヴバンド・SHAKALABBITSの逞しさが凝縮されたような、堂々たるステージだった! (高橋美穂)