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ロック・イン・ジャパン最終日、シーサイド・ステージのトリを務めるのは、ザ50回転ズ!カウントダウン・ジャパン08/09でフロアを熱狂させたのも記憶に新しい、ラモーンズ・ヘアカットが眩しい3ピースの登場だ。オープニングはお馴染み、挨拶代わりの“50回転ズのテーマ”をお見舞い! 性急なパンク・チューンは、あっという間に夜のシーサイドを、さながらアンダーグラウンドなライヴハウスの空気で満たしていく。「サンキュー、シーサイド! この場所が最高やな! お前らも最高やな!」とダニー。3人揃って首を左右に振りながらの“少年院のソナタ”、「お前らの顔見てると同じ匂いがするんだよ!」と、“MONEY MONEY”、これぞパンク、ロックンロール!の王道イントロと「ヘイ!ホー!レッツゴー!」の掛け声で盛り上がらないはずがない“たまにはラブソングを”、そして「まだまだいけるかー!」と“YOUNGERS ON THE ROAD”、フェスで聴きたい、シンプルなコーラスも俄然盛り上がる“BEER LOVE”と、つんのめったパンク・アンセムが矢継ぎ早に繰り出されていく。本編最後に、「少なくともこの場所は愛し合ってるぜー!」と披露した“雨上がりの夜空に”もそうだったが、ロックンロールのロマンがこれでもかと弾けるショウだった。(羽鳥麻美)