ポップの神、降臨! 奇跡の夜、桑田佳祐 19:00 GRASS STAGE
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けれどその雰囲気が一変したのは次の“月”。ピアノにハープというシンプルな演奏に凍るような桑田さんの歌声が響き渡ると、一瞬でグラス・ステージが静まりかえる。さらにバンドのダイナミックな演奏がガーッと加わった時にはほんと、鳥肌が立ちました。さらにはスピリチュアルな女性ヴォーカルのイントロから最新シングルの“東京”へ。叙情性を切々と歌い上げる珠玉のバラードが会場を包む。
そしてさらに雰囲気は一変。これまたニュー・アルバムからの新曲“ROCK AND ROLL HERO”で一気にアッパーに盛り上げ、続く“波乗りジョニー”で爆発!! 桑田さんはステージを降り、興奮のオーディエンスに向け放水! さらにはホースを自分に向けびしょ濡れになった挙句自分の股間にホースを突っ込んで水びたし。そして「チンコ立ってま~す!」と叫ぶ。最高のショウマンシップ、まさにポップ・モンスターここにあり! そして、そこからは怒涛のヒット・ナンバーのオンパレード。“真夜中のダンディー”をはさんで本編ラストの“マンピーのG★SPOT”では頭にヅラをかぶり、しかもそのヅラはチンポ付き。しかもそのチンポが背広を着てて、中央には「渋谷陽一」と書いたシールが貼ってある。もうわけわかりません! でもとにかく今日の桑田佳祐、あらゆる意味で最強のショーであることは間違いなかったです。
アンコールでは再び「キック・ザ・カン・クルーよかった、スケボーキングよかった、THE BOOM宮沢ぁ!よかった、UAよかった、YUKIちゃんとは先っぽだけでもセックスしたい!、バンプ・オブ・キッチンいやバンプ・オブ・チキンとは一緒に写真とりました」と今日出演の全アクトを振り返り、“HOTEL PACIFIC”ではなんと半ケツを披露! 「みんなありがとう!」と何度も繰り返し「また来年もくるからなー!!」と満場の大歓声と拍手の中コールして去っていった桑田さんは間違いなくこのフェスのハイライトの一つを生んでくれました。
さて4万人以上が詰め掛けたロック・イン・ジャパンも残すところあと1日です! 昨日に引き続いて規制退場が行なわれています。渋滞にも気をつけて。ここで嫌な思いをしたらせっかくの最高の1日が台無しです。あせらず、あわてず、ゆっくり帰りましょう。それではまた明日、最終日に会いましょう!!(21:30 GRASS STAGE)
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予想だにしなかった 桑田流エンターテイメントに脱帽、でも最高! |
これは半ケツの時の歓声? ギャグも凄かったぜ |
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終演後の花火。これぞ本物 | レイク班の人へ。何故これが電磁波になるの? |
観客が退場後のグラス・ステージ。また明日、待ってるぜ |