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真夏に舞い降りた歌姫・bird  14:00 GRASS STAGE

 グラス・ステージの方もだんだんと風が吹いてきました。相変わらず日差しはキツいし暑いけど、少し風が吹いた時はすごく気持ちいいです。ただ、お客さんを見ても我々スタッフを見ても、最早Tシャツは汗と放水の水でぐっしょり! 明日以降に来るお客さんは、Tシャツを2枚以上持ってくるのがよいかと思われます。濡れたTシャツをずっと着てるとたぶん夜は冷えるだろうからね。
 というわけで、20分押しで始まったステージに登場したbird。去年のロック・イン・ジャパン・フェスに続いて、真夏の空気に冴える最高のソウルを聴かせてくれました。ギター、オルガン、パーカッション、トランペットが即興演奏を繰り広げる中、裸足でひょこっと登場したbirdはピンク色の花柄のワンピース。でも小柄なその身体からはイメージできないほど声はパワフル。ジャズからソウルからR&Bまで軽々とこなすプロ腕のバック・ミュージシャン達をそろえたステージなのに、そんな「高級な」音楽を生き生きとソウルフルに響き渡らせるのは、間違いなくbirdのこの「声」。クールさと色気の絶妙のバランスがとてもポップ。そして「暑いなあ。しんどい人居てない? あたしも暑いねん! でも今日はせっかく集まってもらったんで、一緒に身体を動かしてや~」という京都弁のMCには、とてもはんなり。中盤のスロー・ナンバー“散歩に行こう”では、今日のグラス・ステージで一番のんびりしたムードが流れ、ようやく吹いてきた涼風とともに熱気を少しクール・ダウン。でも最後の曲“BEAT”では「一緒に踊って、歌っていきましょう!」というbirdのMCどおり、気持ちいいグルーヴに乗っかって、みんな腰を揺らし腕を揺らし踊り、一瞬ここ、ひたちなかの地が真夏のビーチ・リゾートに思えてしまうほど空気を塗り替えてました。さてさて次は雰囲気も一転してソウル・フラワー・ユニオン、日本が誇るどんちゃんロックンロールを堪能ください!(15:10 GRASS STAGE)
bird、去年に続いてきゃわいい~ 暑い!こんな日には冷やしに限るぜの大行列
テント・ゾーンのリラックス&ピースフル風景 (株)ロッキング・オンの資料博物館、rockin'onライブラリーも大盛況