さあ、楽しい楽しいダンスの時間がやってまいりました。ファンキーで踊れるゴキゲンなロックを鳴らしてくれる、鶴の登場だ! トレード・マークのアフロのヅラ&70年代風のピチピチ・ファッションでステージに現れ、「ダンディな男は、フェスなんて言わない。祭り!」と、新曲“ダンディー・ダンディー・ダンスィング”をスタート。3ピースとは思えないほど厚い音で、ダンサブルなグルーヴがWING TENTにうねる。自己紹介ソング“こんばんは鶴です”と、コール&レスポンスを繰り返した“ダイナマイツ勘違い”で観客を躍らせたあとは、かわいらしくてリリカルな“あめ曜日”でホッと一息。ラストの“Tonightはパーティー”では、至福のディスコ空間を作り上げた。ライヴではおなじみの鶴ポーズ(手首を曲げて腕を上にあげます)を、WING TENTに合わせて翼ポーズ(両腕をななめ上にあげます)に変えて大笑いさせたり、郷ひろみ“ゴールドフィンガー”を「ひ、た、ち、あちぃ」という替え歌でうたってみたり、「楽しくなくっちゃロックじゃない!」という思いが伝わってきた。楽しすぎるライヴをありがとう! しかしその頭、相当ムレたでしょうね……。(上田智子)
鶴 のROCK IN JAPAN FES.クイックレポートアーカイブ