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ウィング・テントの暑さも絶好調になってきたこの時間に迎え撃つのは、スパルタローカルズ!リリースしたばかりのアルバム『Leecher』からのナンバー“パレード”がスタートし、いきなり骨太なギターサウンドとねちっこいボーカルが爆発! しかしこのバンド、ときに軽快に、ときにずっしりとしたサウンドを繰りだす演奏力が圧巻だ。安定感と遊び心いっぱいのリズム隊に、リフが複雑に絡み合うツイン・ギターはパワフルな輝きを放つし、正統派ロックでもあるのにニューウェイブっぽくもあり、そこはかとなくユーモアも漂う、というのは彼らならではだろう。“トーキョウバレリーナ”“ピース”といったシングル曲もドロップされ、いてもたってもいられない観客は、踊りまくりのノリまくり。ラストは、「しょれではみなしゃん、ご唱和ください。1、2、3、バカヤロー!!」と叫んでから“ばかやろう”が投下!ウィング・テントをさらに熱くさせてステージを去っていった。(上田智子)