ROCK IN JAPAN2010、初日Seaside Stageのトリを飾るのは、MCU！　DJ SHUHOのスクラッチとPistol Valveのホーンの音色に迎えられ登場するや否や、「Seaside Stage、これで最後だぜ。そんな盛り上がりで大丈夫か？」とフロアを煽り放った１曲目は"シーサイド・ばいばい"。ホーンの音色が加わったことによってゴージャズに彩られた名刺代わりでもある楽曲で、スタート前から待ちわびていたオーディエンスのテンションは急上昇！　

続いて、しっとりとメロディアスな楽曲"nukumori"。「サマーチューン、ここから盛り上がっていこうぜ！」と始まった "真夏と奇蹟""ブランカ"では、Seaside Stageが夏のエキゾチックなムードで満たされていく。一転、"ギミギミ・ナイトフィーバー"では、ダンスフロアに大変身！　タオル回しで、フロアはさらに温度上昇。本編ラストでは、MCU＋DJ SHUHO＋Pistol Valveで作ったという、この日が初披露となった新曲"ラブサケブ"を演奏。真夏にピッタリの、たくさんの愛が詰まったレゲエ・チューンに、フロアにも自然と笑顔が溢れていった。鳴り止まない歓声に再び登場したMCUが最後に贈った歌は、"ありがとう"。MCUの楽曲のヴァラエティの豊かな楽曲で、たくさんの愛と感謝が詰まった、プレゼントのようなゴージャスなステージだった。（岡崎咲子）