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2日目FORESTトップバッターはBIGMAMA! 「ROCK IN JAPAN FES.2010・2日目、始めましょうか!」という金井政人(Vo/G)の声とともに、1曲目“the cookie crumbles”へ! メロディック・パンクのソリッドなサウンドを東出真緒のヴァイオリンがさらにメロディアスに彩り、歓喜とエモーションをセンチメンタルに次幾重にも織り重ねていく。さらに“I Don't Need a Time Machine”の性急なビートが走り出すと、オーディエンスの熱量もここぞとばかりにさらに上昇! 「一昨年、初めてWING TENTでやらしてもらって、去年はPARK STAGEで、今年はFOREST……徐々に右肩上がっておりますBIGMAMAです! 2日目のトップバッターを任せていただいて光栄ですが、知ったこっちゃありません! 僕らは最終日のトリのつもりでやりますんで!」という金井の選手宣誓的MCも、FORESTの熱気をさらに心地好く煽っていく。“CPX”の弾むビートと超絶ギター&ヴァイオリン・ソロ! タイトなグルーヴでFOREST丸ごとロックの果てまで連れて行くような“Paper-craft”! さらに、東出の勇壮なファンファーレのようなヴァイオリンの調べとハード・エッジなアンサンブルが無限のエネルギーを放つ“かくれんぼ”!……といった熱演に、誰もが渾身のダンスとジャンプと歓声で応える! 「ありがとうございます! これだけの人が音楽好きで、音楽聴いててくれたら頑張れると思います!」「10月6日に新しいアルバムが出ます。『Roclassick』っていう……『そのまんまじゃねえか!』って思った人は、たぶん正解です(笑)。歌心と下心で作ったアルバムなんで(笑)」から“走れエロス”そして最後は“Cinderella~計算高いシンデレラ~”のFOREST一丸の大コーラスを残して、終了! ロックもクラシックも血肉化した「その先」を鮮やかに照らし出す、最高のアクトだった。(高橋智樹)