

「新宿から来たOKAMOTO'Sです! なんかすごいジャケット着て登場した俺だけど、全っ然暑くなかったからね!」とオカモトショウ。ここで披露するのは、9月にリリース予定となっているOKAMOTO'Sの新作から“アイのテーマ”だ。バンドの賑々しいユニゾン・コーラスとショウの大ジャンプによってWING TENT内の温度が跳ね上がってゆく。更に驚きだったのは、「じゃあ、スペシャル・カヴァー・ナンバー、聴いてくれ!」とショウが告げて披露された、本日のGRASS STAGEトップ=Dragon Ashによる“I♥HIP HOP”とRUN DMC“Walk This Way”を豪華マッシュアップした1曲だった。いや、それぞれ元曲がカヴァーみたいなところもあるので、さしずめ最強のロック遺伝子とヒップホップ遺伝子を配合した孫カヴァーといったところだろうか。がっちりと盛り上がったところに、数日前にリリースされたばかりのOKAMOTO'S史上初となるシングル“欲望を叫べ!!!!”を投下する。まだまだ若いバンドであることは事実なのに、見事なステージングである。今回のステージを締め括る楽曲は“笑って笑って”。現代の若き世代を代表するロックンロール・バンド、OKAMOTO'Sは、この夏も確かにゴキゲンだ。(小池宏和)


OKAMOTO'S のROCK IN JAPAN FES.クイックレポートアーカイブ