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4人が何気ない様子で音を交し合っていた緩やかなムードは、宮原“TOYIN”良太(Dr・Per)のスティックのカウントで一転。ヴィブラートを多用するギター・フレーズや、キラキラした鍵盤の音色が迸り、1曲目“twilight”が輪郭を現していく。少しずつ濃厚さを増すダンサブルなビートに誘われ、フィールド全体にダンスの輪が広がっていく。そして、2曲目“AIMS”で、LAKE STAGEのダンス度数は一気に最高潮へ! 頭上で両手をクラップしながら、夢中で踊りまくるお客さんたち。インストゥルメンタルによって無数の風景や物語を描き上げるSPECIAL OTHERSの魔法が、いよいよ絶好調へと突入した。
「楽しんでますか? 水の補給を怠りなく。最後まで観ていってね」、宮原の挨拶を挟んで演奏再開。レゲエ的なリズム、どこかアジアン・テイストが香るメロディがワクワク感をじっくり煽る“Potato”。イントロの時点で歓声が起こり、タッピングプレイを交えた柳下“DAYO”武史(G)によるソロや《wait for the sun》という掛け声などでも盛り上げた“wait for the sun”。とびっきり楽しい2曲を聴かせてくれた。
「今年はコラボ・イヤー。この前はMONGOL800の清作くんと第1弾を出しまして……」、突然、芹澤が我々の期待を誘うMCを始めた。「誰か来るの?」、お客さんたちの期待が高まったところで、宮原が重大発表をした。「あなたたちは時代の目撃者になる。本邦初公開のコラボ第2弾。来てくれています。Dragon AshのKj!」。すさまじい大歓声が起こり、ステージに現れたKj。「タオルは楽しい時にブン回すものだろ!」という彼の言葉を受け、まぶしいほど色とりどりのタオルがフィールドで大回転。聴かせてくれたコラボ曲のタイトルは“Sailin’”。芹澤と宮原によるコーラスも盛り込まれていて、実に清々しい高揚感を呼び起こしてくれる曲だった。「SPECIAL OTHERSにピースを!」とKjが叫び、無数のピースがフィールド全体で掲げられ、演奏は華々しく幕切れを迎えた。この貴重な共演を観られた我々は、ものすごくラッキーな目撃者だった! (田中大)