SCOOBIE DOの新作『MIRACLES』は名盤


先月19日のライヴ中にヴォーカルのコヤマシュウが、
「メディアの人があんまり言ってくれないんで自分で言いますけど、SCOOBIE DOのアルバムは名盤ばかりです!」
というようなことを叫んでウケていたが、
本日リリースのニューアルバム『MIRACLES』、これがほんとにいいアルバムです。

ということで、現在鋭意制作中の「bridge69号」(10月15日発売)でロングインタヴューを掲載。
メンバー全員撮影+コヤマ&マツキタイジロウ(G)へのインタヴューをしてきた。


「常にポジティヴではいられない人に寄り添う音楽でありたい」ということをインタヴュー中にマツキが言っていたのだが、
『MIRACLES』はまさにそういう音楽。
昔の曲からSCOOBIE DOの音楽には「泣きながら踊れる」という要素があったけど、
『MIRACLES』の10曲には、悲しみや不安を抱えたまま、それでも前に進めるように背中を押してくれる
さりげなくて強いやさしさがある。
かつてなく普遍的で、エヴァーグリーンなポップ・ミュージックなのだ。

彼らのロックンロールが大好きな人はもちろん、
今までSCOOBIE DOの音楽をしっかりと聴いたことがないという人にも、ぜひ届いてほしいアルバム。
きっと日々の大切な一部になると思う。

あと取材では、実は特殊な成り立ちをしているバンド=SCOOBIE DOとは、一体どういう表現集団なのか、
というところにも改めて突っ込んでみた。新鮮なインタヴューになっていると思う。
「bridge69号」もお楽しみに。読者プレゼント用のポラもありますよ。(福島)
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