SEKAI NO OWARI「炎と森のカーニバル」、ワクワクしっぱなし!


気温は低くて正直寒かったけど、そんなことよりもこれだけのものを作り上げてしまったメンバーの情熱と目の前で展開するエンターテインメントのエネルギーにただただ胸が熱くなった。仮装という形でこの「カーニバル」に参加したお客さんにも拍手。

現実を見て見ぬ振りをするような「リアル」が蔓延するなかで、SEKAI NO OWARIは現実をとことん見つめて、そこにファンタジーを描く。だから彼らのライヴは、観ているあいだは夢見心地なのに、終わった瞬間に生きる力が湧いてくる。すごいことだし、ポップミュージックとしてこれほど正しいことはないと思う。

この「炎と森のカーニバル」はその究極だ。彼らの展開にはいつも「ここまでやっちゃって、次どうするの?」と思ってしまうんだけど、今回ほどそう感じたことはなかった。次、どうするの?(笑)

それとは関係なく、今日(日付変わったので昨日か)28歳の誕生日を迎えたFukaseがお客さんに「ハッピーバースデー」を歌ってもらっているときの彼のはにかんだような表情、すごくよかった。