いよいよ明日リリース! ザ・スマイル最新アルバムを上映イベント 「Wall Of Eyes, On Film」で先行試聴!


いよいよ明日1/26(金)にリリースされる世界待望のザ・スマイル最新アルバム『Wall Of Eyes』。

それに先駆け世界各地で開催された上映イベント「Wall Of Eyes, On Film」に参加してきた。本イベントは、新作アルバムとポール・トーマス・アンダーソン監督とのコラボレーションを讃える企画で、日本での会場は、東急歌舞伎町タワー「109シネマズプレミアム新宿」。全シアターの音響設計を故・坂本龍一氏が監修したという極上の音響空間だ。

会場内へ入場すると入口に今回のアートワークが展示されており、シックで豪華な劇場空間と非常にマッチしており、イベントへの期待感がより一層高まってくる。


冒頭からサイレントの『Wall Of Eyes』のレコーディング時のドキュメンタリー映像が流れると、このあと試聴することとなるアルバムの音像へのさまざまな想像を駆り立てられた。

そしてドキュメンタリーのあとには、さっそく今回の目玉となるザ・スマイル新作アルバム『Wall Of Eyes』全曲試聴が始まる。

アートワーク映像が流れるなか、アルバム冒頭から各楽曲が最高音質により場内に響き渡っていく。

本作のアコースティックかつプログレッシブに鳴らされる各楽器の音がぶつかり合い溶け合い、そしてときに壮大に拡張していくサウンドスケープは、目を閉じればまるで目前で繰り広げられている生演奏かのように錯覚させられ、とてつもない没入感へと誘われる異次元の空間が生み出されていた。

アルバム試聴が終わると、その後本作収録曲の”Friend Of A Friend”と”Wall Of Eyes”のMV、トム・ヨーク「ANIMA」ショートフィルム、レディオヘッド”Daydreaming”、”Present Tense”、”The Numbers”のMVと盛りだくさんの上映が続いた。


約1時間30分。ザ・スマイルへと至るトム・ヨークの放浪の旅路を疑似体験したかのような濃密かつ重厚な時間だった。

終演後には下のフロアで展開されたグッズの購入へ多くのお客さんで賑わっていた。(鴨志田翔)



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