ジェイク・バグ、ノエル・ギャラガーら大先輩からのアドヴァイスを明かす


ジェイク・バグはアメリカのシンガー・ソングライターのドン・マクリーンのファンサイトにちょっとしたメッセージを残した5年後に本人から電話があったことを明らかにしている。

ジェイクは1971年の名曲"アメリカン・パイ"で知られるドン・マクリーンのファンだったというが、MTVでドンのサイトにメッセージを残していたことを次のように回想している。

「俺がまだ子供だった頃、ドンのサイトにはメールでちょっとしたメッセージを残せるような仕組みがあったんだ。『ドンには返事はできません』って断り書きもあってね。そうしたら、半年前にそのサイトの管理人のイギリス人の人から連絡があったんだよ。『受信メールの整理してたら、5年前にきみからもらっていたメールをみつけたよ』って言って、ドンの連絡先を教えてくれたんだよ」

その後、ジェイクは自分のヒーローの一人だったドンと電話で話すことになったが、「ドンの方からかけてきたんだよ。その電話で俺、目を覚ましたんだ」とその経緯を振り返っている。

「40分くらいドンがずっと話してたよ。俺が喋ったのはせいぜい1分くらいじゃないかな。いろいろアドヴァイスをしてくれたんだよ。『絶対に結婚はしちゃだめだ』とか。なんかすごいおもしろかったよ」

さらにイギリスでファースト・アルバムがチャート1位になってから、ノエル・ギャラガーのツアーのサポートを務めたことを次のように語っている。

「よく憶えてるのはノエルに『それでなんでこのツアーについてきてるわけ? おまえ、1位になったんじゃないの?』って言われたことだよね。それからこうも言ってたよ。『俺が今のおまえだとして1位を獲ったとしたら、まずはパブに行ってそのことを吹聴するけどなあ』ってね」

なお、ジェイクはサード・アルバムとなる新作制作に取りかかっていることを明らかにしているが、その作業について「これから5年かかるかもしれないし、5か月で完成するかもしれない」と語っている。