TK from 凛として時雨、全国ツアー終幕。鮮やかな光と映像で彩ったNHKホール公演

all photo by 河本悠貴

TK from 凛として時雨が今月27日、東京・NHKホールにて全国ツアー「TK from 凛として時雨 Tour 2016 “Signal to Noise”」のファイナル公演を開催した。

午後6時過ぎ、ステージ手前に下りたスクリーンにメンバーのシルエットが浮かび上がり、ライブは幕を開けた。1曲目はニューアルバム『white noise』収録の“Wonder Palette”。

続いてスクリーンが上がり、“Secret Sensation”では演奏するメンバーの後ろに、巨大な三角錐の画像が映し出された。三角錐はゆっくりと回りながら炎らしきものに包まれたり、銀河のような場所を漂ったりして、不思議な変化を見せた。

光と映像の演出は、その後も次々と続いていき、“flower”では色鮮やかな光で大きな花が描かれ、“Abnormal trick”では強い光線が会場中を駆けめぐった。

中盤では、TKがキーボードを弾きながら“like there is tomorrow”を披露。その後“unravel”、“Showcase Reflection”などが披露された。TKによるMCはほとんどなく、ときおり曲間で「ありがとうございます」とつぶやく程度で、本編ラストは“Signal”をプレイ。

アンコールは“罪の宝石”からスタートし、“invalid phrase”へ。その後、TKが「僕達と会場の空気に飲まれて立ちたいのに立てなかった人もいると思うんですけど、次の曲で最後なのでぜひ自由な見方で楽しんでくださいね」と語りかけたのち“Fantastic Magic”を披露し、ツアーファイナルは幕を閉じた。

セットリストは以下のとおり。

1.Wonder Palette
2.Addictive Dancer
3.Secret Sensation
4.dead end complex
5.subliminal
6.flower
7.Abnormal trick
8.contrast
9.like there is tomorrow
10.unravel
11.12th laser
12.Showcase Reflection
13.Shandy
14.white out
15.Signal
EC1.罪の宝石
EC2.invalid phrase
EC3.Fantastic Magic