エルトン・ジョンとデュア・リパが、ダベイビーの同性愛嫌悪の発言に怒りのコメントを発している。
「CBC」によると、現地時間7月25日にフロリダ州マイアミで開催された音楽フェス「Rolling Loud」に出演したダベイビーが、観客に向かって問題発言を放ったという。
ダベイビーは、「今日、HIVやエイズ、それか2~3週間で死ぬような致命的な性感染症にかかってなかったら、スマホのライトを上げてくれ!」と言い放ち、続けて、駐車場でセックスをするようなゲイの男性でない人もスマホのライトを上げてほしいと煽っていたとのこと。
そして、ダベイビーの発言を知ったエルトン・ジョンが、怒りのコメントをTwitterに投稿した。
「最近のダベイビーのコンサートで発せられた、HIVに関する誤った情報と同性愛嫌悪の発言を読んでショックを受けている。これは汚名と差別を助長し、私たちの世界がエイズの蔓延と戦うために必要なことに反している」
また、シングル“Levitating”にダベイビーをフィーチャリングしたデュア・リパも、その問題発言に対する懸念を示している
「ダベイビーの発言に驚いていてゾッとしています。私が一緒に仕事をした同じ人物だとは思えません、ファンは私の思いと、私がLGBTQコミュニティを100パーセント支えていることを理解していると思います」
その後、ダベイビーは自分の発言について次のような謝罪のコメントを出していた。
「エイズやHIVに感染したことのある人は、誰でも怒る権利がある。俺は誰かの気分を害するつもりはなかったけど、俺の発言は無神経だった」
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