吉田拓郎が、昨日７月８日（水）、全国ツアー『Have A Nice Day LIVE 2009』のグランキューブ大阪公演リハーサル後に体調不良を訴え、公演を中止した。

吉田拓郎は、この日午後２時半に会場入りし３時４５分からリハーサルをこなしていたが、その後体調不良を訴え、５時半頃に公演中止を決定。同日中に帰京した。

今回の全国ツアー『Have A Nice Day LIVE 2009』は、吉田拓郎が「最後」という思いで臨んでいたツアーで、チケットは即日ソールドアウト。ツアー日程は６月21日（日）名古屋センチュリーホールから、８月３日（月）東京・NHKホールまで全10公演。

ツアーは現在、７月４日（土）東京国際フォーラムまでの４公演を終えている。残りは、14日（火）の福岡サンパレスから、８月３日（月）の東京・NHKホールまで、昨日の大阪以外で５公演。所属レーベルのオフィシャルサイトには、「今後のツアーに関してましては医師の診断を待って発表させていただきます」と掲載されている。

吉田拓郎は、03年に肺がん摘出手術を受けた。07年に行われた全国ツアー『Life is a Voyage TOUR2007“Country”』では、公演２日目に扁桃炎でツアーを延期。その後、慢性気管支炎と胸膜炎を発症し、ツアー自体を中止している。