先頃、安全運転義務違反や薬物を使用しての危険な運転などの罪状で8週間の禁固刑に処されたジョージ・マイケルだが、今回の実刑判決を配慮して、予定されていたジョージの傑作ソロ・アルバム『フェイス』の再発も見送られることになった。
ジョージにとってソロ・デビュー作となった87年の『フェイス』はイギリスでは9月27日から各種デジタル・バージョンや、限定ボックス・セットやCDとしてのリリースが予定されていた。日本では11月のリリースが予定されていた。
しかし、9月14日の実刑判決を考慮してレーベルのソニーは今回の再発を見送ることを決定した。ジョージは7月4日にDPEチェーンのスナッピー・スナップスの店舗へ車もろとも突っ込むという事故を起こし、安全運転義務違反と薬物の不法所持などの罪状を問われ、9月14日に8週間の実刑判決を言い渡された。
『フェイス』は87年にリリースされると世界規模で2000万枚のセールスを記録した大ヒット作。アメリカとイギリスともにチャート1位にも輝いた。
今回の見送りを受けて、リリースは11年になると見込まれている。
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