ビーディ・アイのリアム・ギャラガー、青年実業家をハリー・ポッターの出演者と間違える

『Boulle’s Jewels: The Business Of Life』表紙より

6月5日(水)に待望のセカンド・アルバム『ビー』をリリースするビーディ・アイのリアム・ギャラガーは、ロンドンのチェルシーの富裕層の生態を追ったリアリティ番組『メイド・イン・チェルシー』の出演者で20代の青年実業家として有名なフランシス・ブールのファンだと人違いで語ったとか。

フランシスはチェルシーに新しく開業したライヴ会場レッド・ルームの開店祝いでリアムと出くわしたと『NME』に語っていて、ほんの束の間の間しか会えなかったが、自分のヒーローのひとりに出会えて嬉しかったことを次のように語っている。

「トイレから出て来たらリアムを見かけたんだよ。そこで大ファンなんですと声をかけたんだ。するとリアムは『俺もあんたの大ファンだよ。魔法の杖はどうした?』って訊いてくるから『手品師じゃないですよ』って答えたら、でも、また旅に出るんじゃないのかって訊いてきたから、たぶん『ハリー・ポッター』の出演者と勘違いみたいなんだ。でも、それでもぼくのことを知ってくれていたって言うんだったら、それだってすごいことじゃん! すごい親しくしてくれたよ」

また、フランシスは大のオアシス・ファンだったことを次のように語っている。

「オアシスについてはもう大ファンだよ。オアシスと共に大人になったわけだし、それとザ・ストーン・ローゼズも同じくらい好きだよ。ザ・ストーン・ローゼズやオアシスは昔、田舎のガレージでよく従兄弟とジャム・セッションしたりしたよ。オアシスの曲は大概ギターで弾けるしね。オアシスで一番好きなアルバムは『デフィニットリー・メイビー』だな」

さらにリアムとノエル・ギャラガーとの確執をいつか解決してほしいと次のように語っている。

「兄弟同士がまったく口も利かないっていうのをぼくも間近で見てるからね、どんなものかはよくわかるよ。本当に込み入ってきちゃうことになるんだよね。リアムとノエルの関係の微妙なところはぼくにはわからないけど、家族は結局は一つしかないし、兄弟姉妹しっかり一緒にやっていくべきなんだよね」

さらにフランシスは自身のビジネス本『Boulle’s Jewels: The Business Of Life』をリアムにも次のように勧めている。

「あるいはリアムもぼくの『Boulle’s Jewels: The Business Of Life』を買ってみるべきなのかな。兄弟の問題の参考にはなるとは思うんだよね。まあ、なるかもしれないってことでね」

なお、リアムは新作『ビー』のタイトルについて当初は違ったものだったことを『NME』に明らかにしていて、元々『Universal Gleam』というものを考えていたが、バンドとレーベルの両方から反対に遭ったという。


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